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お知らせ

4月24日19:30~【「成人発達理論」から考える人と組織の成長・発達シリーズ】 傾聴型コーチングのパラダイムを超える|発達志向型コーチングを学び・実践する

「傾聴型コーチング」のパラダイムを超える「発達志向型コーチング」の可能性


□なぜこのイベントを行うのか

従来、コーチングは、傾聴等を通じてクライアントのこころの声を惹きだして、そこに籠められた想いや願いを実現するのを支援するものでした。これは、カール・ロジャースのクライアント中心療法に基づくアプローチと共通する要素を持ち、クライアントの中にある答えを尊重するものです。

しかし、実際の実践においては、こうした純粋なアプローチはしばしば大きな限界に直面することになります。即ち、クライアントが成長・発達していくうえで必要とされる知識やスキルや情報がクライアントの中に無いときには、どれほど傾聴をしても、答えを見出すことが難しくなります。

ここで重要なのは、クライアントの中に答えがあるというスタンスを尊重しながら、「コーチが一方的に教える」のではなく、「クライアントの成長を支援する選択肢の一つとして、適切な知識やスキルを提供する」という視点です。

それは、たとえばスポーツや武術の訓練をするのに似ているといえるでしょう。はじめてそれを練習しはじめるときに、われわれは先ずは型を覚えることになります。それ無しに練習をしても、時間を無駄にしたり、将来的な成長や発達を阻害する悪い癖を習得したりすることになる可能性があるのです。


特に、このように型を提示するアプローチは、クライアントがより高い次元に向けて自己を成長・発達させていこうとするときに価値を発揮します。無秩序に練習するのではなく、基本的な型を繰り返し身につけることで、スムーズな動作やより高度な技術の習得が可能になります。


今日、成人発達理論が広く注目を集めていますが、それを基盤にした「発達志向型コーチング」は、まさにそうした類の成長・発達を支援するものです。


私自身も自分自身のコーチングの限界にあたったときに、発達志向型のレンズを手にして自分が行なっている対人支援に対する理解がより一層深まったような感覚がありました。


今回のイベントでは、従来のパラダイムを超えるものとしての「発達志向型コーチング」の発想を探求していきます。コーチのみなさまにとってもICFのコア・コンピテンシーに則りながらも、より包括的なコーチングの可能性を考える機会となるでしょう。

□開催概要

開催日時:2025年4月24日 (木) 19:30 – 21:00 @オンライン(ZOOM)

参加費用:3,000円

本イベントはアーカイブでの動画共有は予定していません。

□こんな人に参加してほしい(参加対象)
・ご自身の・既存のコーチングに限界を感じている方
・対人支援活動に従事している方
・コーチ、コンサルタント、ファシリテーター、セラピストなど対人支援者の方
・組織のリーダー・マネジメント層の方
・経営者、マネージャー、人事責任者、教育担当者の方
・発達理論に対する興味・関心のある方

□インストラクター
一般社団法人 Integral Vision & Practice & ARUKUKI株式会社

https://doc20250424.peatix.com/?fbclid=IwY2xjawJgs-xleHRuA2FlbQIxMQABHvAja7ye42gEuh5I-8oeHkIUrDUrqf888tOn4ATfs-3FET8axdU50rJvPlXI_aem_44CxkLkxDqOmeDZhDwGNeg

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